山、ときどき仕事 

~大人女子わんわんの山登り~

スイス・ハイキング個人旅行③グリンデルバルトからの一押しハイキング_バッハアルプゼーからファウルホルン

スイスアルプスハイキング、グリンデルバルトの2日目は、超おススメのハイキングコースです。グリンデルバルトの日本語観光案内所の一押し、フィルスト→バッハアルプゼー→ファウルホルン→ブスアルプです。休憩時間をのぞいて約6.5時間でした。傾斜は、バッハパルプゼーからファウルホルンがきつかったです。

尚、本日のブログは、スイスアルプスハイキングを計画されている方向けで、長いのとハイキングコースの写真おおめです。とにかく現地ではメインコース以外の情報がすくなくて、登山初心者の私としては、どんなコースかイメージしにくかったというのが、一番の悩みだったからです。

さて、観光案内所のアドバイスを聞いた時まず思ったのは、いやもう、距離長いし、6時間以上かかりそうだしという事でしたが、観光案内所の方の「ファウルホルン、きついですけど、達成感ありますよ」という殺し文句にやられて挑戦しました。結果的にグリンデルバルトの最高のハイキングとなりました。

グリンデルバルトの街の中から、まずはケーブルカーでフィルストに向かいます。この日の始発のケーブルは、8時でした。勿論始発待ちです。始発待ちでも結構な人でしたが、切符売り場でみんなが並んでいたものの、ユングフラウトラベルパスを持っているので、そのまま1番に乗り込むことができました。

もうこのケーブルからの眺めからして凄いです。ここも30年前に来た時は、前日の10月16日でリフト(当時)が止まってしまっていて、来れなかった所です。現在はケーブルにリニューアルされていて、フィルストまで一気に登れます。

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フィルストに到着しました。展望台などもありますが、ハイキングが主目的なので、あまり手すりのついた所は好きではないので、早々に退散しました。今、宙に浮いたようなガラス張り的な展望台が流行りのようで、シャモニーでも、こちらでもシルトホルンの中継駅ビルクでも見かけましたが、あまりピンと来ません。ハイキングの主目的の方は思い切って展望台をパスしても良いと私は、思います。

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後から思えば、このフィルストからバッパアルプゼ―への道が一番お花が沢山咲いていました。こんな景色を見ながら進みます。

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白い道がハイキングコースです。とても良く整備されています。砂利道ですけどね。

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途中に沼とか小川とか、草原とか、変化に飛んだ景色が楽しめるコースです。

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緩やかに上って行きますが、少しづつ花も増えて行きます。景色は相変わらず絶景続き。お天気も最高です。

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バッパアルプゼ―が見えてきました。バッハアルプゼーまで30分との事でしたが、展望台に寄ったり、花を見たり、写真を撮ったりしていたので、たっぷり1時間かかりました。

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バッパアルプゼ―とても綺麗な湖です。

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まさに絶景。この雰囲気に感動しました。

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と、ここで多くの人たちは、フィルストに折り返します。そうするとコースタイムで往復1時間ちょっとの軽いハイキングになるからです。私は、ここからファウルホルンを目指して再び歩き始めます。

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こんな道を歩いて行きます。

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すぐに標高は上がって、先ほどのバッパアルプゼーを上から見下ろす感じになります。結構地味にきつくて、こんな所もう歩けないわよと文句言いながら歩く奥さんをなだめながら登る外国人夫婦と抜きつ抜かれつ進みます。

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さらに、きつくなってきます。ここで、抜きつ抜かれつしていた夫婦が脱落。バッハアルプゼーに向かって戻り始めました。私も、このあたりでかなりきつかったので、思わず戻りかけましたが、「達成感ありますよ」という観光案内所の言葉を信じてすすみました。きっとあの上の小屋まで行けば・・・・という感じです。

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小屋まで行ったものの、そこはゴールでも中間地点でもなんにもなく、ひたすら登りが続きました。

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そして見えて来たのが、目的地のファウルホルンです。まだ、こんなに登るのかよ~という距離があります。

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標識によれば、ここから山頂まで15分とあるのですが、たっぷり30分はかかりました。帰りはこの分岐まで戻り、1時間35分のコースであるブスアルプの村まで降りる予定です。フィルストまで戻っても1時間40分なので、どうせなら違うコースを歩きたいと思ったからです。ただ、ブスアルプからはバスでないとグリンデルバルトへ戻れない事、バスの便はかなり少ないことから、フィルスト方面へ戻る人も結構いました。

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ファウルホルン山頂へ向かう途中の景色、絶景です。

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こちらは、ファウルホルン山頂からの眺めです。なんというか、好日山荘のカードのような眺めです。素晴らしいの一言でした。

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山頂の山小屋でランチにしました。テーブルのクロス替わりに山の名前が書いてあります。

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山小屋の裏に本物の山頂があり、そこからは裏側の湖、たぶんインターラーケンのそばにある、ブリエンツ湖まで見渡すことができます。まさに360度の絶景です。

 

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しかし、ここまで朝一のケーブルで来たにも係わらず休憩も多いので結構な時間を使っていましたので、ブスアルプに向けて下山します。この時点で13:30ぐらいです。雲がでてきましたが、この写真の細い道がハイキングコースとなります。

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殆ど人がいませんが、これがハイキングコースです。なかなかの絶景ですが、14:00過ぎからお天気が崩れる予報なので、急がなくてはなりません。

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雨が降り出したので、ザックにカバーをかけました。

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このスイス国旗のようなペンキで書かれたマークを頼りに進みます。キリが出たら、どっちへ進んだらいいのか、たぶん判らなくなると思いますので、行かれる方はお天気の日限定で、お天気が悪い時はフィルストまで戻られた方が賢明だと思います。

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怪しい天気でしたが、雷にも合わずなんとか降りてきました。

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1時間半のコースタイムですが、たっぷり2時間半ぐらいかかったと思います。結構ブスアルプ見えてからも遠かったですが、ハイキングコースとしては、変化に富んでいて、とても楽しいコースでした。

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もっともっと歩けるようになったら、実はファウルホルンの道はシーニゲプラッテに続いています。素晴らしいという話を聞いていますが、コースタイム7時間で軽くコースタイムの1.5倍かかる私には無理ですが、体力のある方、ぜひ挑戦されてください。