スイス・ハイキング個人旅行⑭ツェルマットのハイキング・マッターホルングレーシャートレイル
2018年スイス・アルプスハイキング、今日はツェルマットの最大のおススメハイキングコース、Matterhorn Glacer trail マッターホルングレイシャートレイル、コースタイム2時間です。
ツェルマットのハイキング・マッターホルングレーシャートレイルは、日本語のガイドブックには出て来ませんが、素晴らしいコース。へなちょこな私は、2時間のコースは、たっぷり3時間強かかりました。
さて、この日は朝7時の登山電車でゴルナーグラードへ行って歩いてきたので、街を再度出発したのは、10時半ごろでしたでしょうか、今日は雲一つない快晴です。町はずれのケーブルでFURIという所まで行き、そこからゴンドラでシュバルツゼー経由trocker steg 2939mに行き、そこからマッターホルンに向かって歩くのです。このトロッケナー主テークtrocker steg からもっと上へあがるときっとガイドブックにも載っているマッターホルン・グレイシャーパラダイスという展望台へ行く事ができます。
使い終わったガイドブックは、どんどん現地で捨ててしまうので、町はずれのケーブルの名前を忘れてしまいました。そこからケーブルでどんどん登って行きます。
だんだんマッターホルンが近くなってきます。
途中駅のシュバルツゼー(黒い湖)駅です。最終的に上から歩いてきて、ここが今日のゴールとなります。
トロッケナーシュテークから、いよいよ歩き始めます。広すぎてどこを歩いて良いのかさっぱりわかりませんが、とりあえず下の方に湖と正面にマッターホルンが見えているので、そちらに向かって下り始めます。
湖の近くまで降りてくると、湖にマッターホルンが映っています。いままでみた観光客向けの逆さマッターホルンと違って、かなりダイナミック、雄大です。
このコース、霧がでたらすぐに道迷い確定だと思います。くれぐれも天気の良い日に行く事を強くお勧めします。
歩くにつれてマッターホルンは少しづつ表情を変えて行きます。
途中幾つか湖があります。地図で見ると6つの湖があったようです。
遅い時間のハイキングスタートなので、あまりちんたら登る訳にも行かず、一生懸命歩きますが、地味にきついです。
人にはあまりあいませんでした。このコース霧がでたらほんと一発アウトです。
この風景がとても印象に残っています。是非もう一度行きたいコースです。
マッターホルンは歩くにつれて、どんどん近くなってきます。
もう殆どマッターホルンの横のような所を進みます。
この辺りで、一度標識を見失って、かなり上の岩ゴロゴロの所へ行ってしまいました。ちゃんとマーク追いかけないと晴天でもあぶないです。工事の人用の道なのか、ゴンドラ途中駅へ向かう道が右上に伸びているのですが、そちらへ行くとひどい目に会います。
この橋で、ゴールか?と思いきや、ぜんぜんゴールではありませんでした。ここから一山降りるイメージです。
振返れば今歩いてきた道と、だいぶ後方にマッターホルンが。
ここから風景はガラッと変わって、シュバルツゼーゴンドラ駅へ向かっての下りとなります。山の雰囲気もガラッと変わります。このコース本当に変化にとんだ面白いコースです。
シュバルツゼーの山小屋が見えています。あそこで、ケーキとか食べたいと思いながら歩きます。結構地味にきつい下りでしたが、絶景に助けられて歩き切りました。
シュバルツゼーを上から見たところです。
振り返るとマッターホルンが頭だけ見えます。
あのマッターホルンの根元の所から、下りは、こんな道を歩いてきたわけです。
シュバルツゼーの山小屋に到着。
写真では、判りにくいですが、地図はこんな地図を観光案内所で貰って歩きました。
26番のコースを歩いてきたわけです。
ここから、ツェルマットまで下るコースは、森の中のを通り途中ツムットの村も通る素敵なコースらしいです。ツェルマットまで10.2キロ、3時間半のコースですので、今の私の実力では残念ながら無理でした。
すでに時間も4時近くになっていましたので、最後にどうせ只なので、マッターホルングレイシャーパラダイスの展望台へ行きました。16:30までで終了という事でぎりぎりでしたが、イタリア側からみるマッターホルンはまるで別の山のようでした。
この一番左の山がたぶん反対側からみたマッターホルンです。
というわけで、マッターホルングレーシャートレイル、お天気の日に是非。