スイス・ハイキング個人旅行⑥花の谷アンメントフーベルのおススメハイキングコース
グリンデルバルトからミューレンにやってきました。山あいの村に泊まってみたかったからです。ミューレンからは、シルトホルン展望に行き、その後ハイキングをしました。天気予報は11時まで快晴でその後怪しい感じです。
グリンデルバルトからミューレンに速やかに移動して、始発のシルトホルン行きロープウェイに乗らないと後悔しそうで、スイス国鉄SBSのアプリで必死の検索をしました。7:49分のグリンデルバルト発に乗れば、8:58分にミューレンに着くはずです。
ミューレンに行く前に、スーツケースはスイス国鉄のラゲッジサービスで次の目的地シャモニー(フランス領)も飛ばして、ツェルマットまで送ってしまいました。お土産でいっぱいにする筈のスーツケースは、物価の高さに靴下1枚買えずに殻のままです。でも、これが正解でした。ミューレンは結構な坂のある村でした。宿泊先のホテルユングフラウまでは、ずっと坂道です。この写真がホテルユングフラウ。価格もそこそこ高いのですが、中はユースホステル風といいますか、壁に足跡がついちゃっていても気にしない人向けのホテルです。通り道でしたので、いったんホテルに寄り、まだ9:00でしたが、なぜかチェックインさせて貰えたので、ザックの中を軽くしてシルトホルンに向かいました。
シフトホルンまでは、途中一度乗り換えがありますが、ケーブルで一気に山頂まで上がれます。快晴の状態で山頂に到着。素晴らしい景色です。
途中ビルクという乗換駅で降りてミューレンまでハイキングもできるそうで、日本で友人(山姥)からお勧めされていましたが、ケーブルから見るとかなりの勾配でしたので、安全の為にパスをしてミューレンまで戻りました。ミューレンに戻るとシルトホルン行きのケーブルは長蛇の列、かつ山頂のライブカメラはすでに雲がかかって何も見えていません。これで行ってもあまり意味がないと思うのですが・・・・
ミューレンの村はとてもかわいい村です。観光地らしく家はお花で綺麗に飾られています。村の中を少しホテルの方向に戻ってアンメントフーベル行きのケーブルに乗ります。
アンメントフーベルのケーブルの終点でランチタイム。ぜんぜん動いていないですが、すでに絶景です。
アンメントフーベルの駅を上から見たところ。ミニコースは、このくらいの小高い丘を一周するもので、花の季節は素敵なんでしょうが、ここだけでは、ハイキングとしては全然物足りないので、昨日あったスイス版やまじぃ推進のマウンテンビュートレイルというコースでアンメントフーベルからグリッチュアルプまでのコースを歩く事にします。コースタイム2時間でしたが、私はまた4時間弱かかりました。
とても気持ちの良いハイキングコースです。
ものすごくのどかな雰囲気。
お天気は天気予報通り怪しい感じに。
今にも雨が降り出しそうな・・・・
3時間ほど歩いたところで、森の中に入ります。写真はヤナギランが綿毛になっているところです。このあたりで雨が降って来て、森に入るとざぁざぁぶりに。しかし、トレッキングをしている他の国の人はみなさん雨具ってないんですね。装備がすごいのは、日本人と韓国人で、遠くからでも判ります。このトレッキングコースも途中日本人の団体が歩いていましたが、途中でミューレン方向に降りてしまったようでした。せっかくのロングコースが勿体ないなぁ。
森に入ってから結構長かったですが、グリッチュアルプ駅に到着。
グリッチュアルプから電車で一駅Winteregg駅まで移動。なぜならここには、おいしいレストランがあるからです。
山歩きの後のビール最高です。そしてこのレストランが最高なんです。
このお料理絶品です。
なんという料理か知りませんが、この店で一番ポピュラーなメニューを教えてと言ったら、このメニューの一番上を指さしで教えて貰いました。なんて読むのでしょうか?判りません。小さいサイズでお願いしました。
お腹いっぱいでしたが、ウエイトレスのお姉さんが、今朝焼いたケーキはいかが?とお勧め上手で、アプリコットケーキを。このケーキがまた絶品。全旅行行程中一番おいしいレストランでした。
ホテルに戻ると雨は本降りになりました。結局雨が降ったのは、この夕方からと翌日。明日は移動日でシャモニーモンブランへ移動します。
最後に、ミューレンは素敵な村ですが、私は、たまたま晴れましたが、雨が降ったらアウトなのは事実です。交通の便が悪いので、泊まるならここよりラウンターブルネンの方がお勧めです。ハイキングコースは素敵ですが、花の季節でなければ、他の場所を優先したほうがいいかもしれません。でも途中駅のレストランが美味しいので、ラウンターブルネンに泊まって、こことメンリッヘン山を歩くのも悪くないと思います。