山、ときどき仕事 

~大人女子わんわんの山登り~

スイス・ハイキング個人旅行⑩シャモニーモンブランのラックブランハイキング

2018年夏のスイスアルプスハイキング、今日はフランス領シャモニーモンブランのハイキングコース、ラックブランです。とても素敵な山の中の湖がゴール。最高のハイキングになりました。次回もまた是非行きたいです。ここでは、ケーブル乗り場で知り合ったバルセロナから来たステラとアリシアと登りました。とても素敵な2人と1日ハイキングが出来た事はとても幸せでした。

I could have good friend with this tracking.  I think it was so lucky for me. Their name wan Stella & Alicia. They came from Spain.I had a very special day because they were so nice women.

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このコースは、シャモニーの観光案内所のベルナデッドさんもお勧めのハイキングコースです。ベルナデッドさんは、日本のNHKのシャモニーハイキングにも案内人として登場された日本語堪能な方で、シャモニーのハイキングのポイントをいろいろ押してくれました。案内所には、毎日いらっしゃるわけではなく、私が訪問した時は、月・火・木・金・土の15:00頃からの勤務のようでした。ベルナデットさんのハイキングコース紹介で印象に残ったのは、「悪天候ならハイキングは危ないので、きっぱりあきらめること」、このインパクトのあるアドバイスが私は霧の中のモンタンヴェールハイキングを中止させたのでした。

シャモニーも街から、まずバスで隣町のレ・プラという街へ行きます。私は、ホテルのお姉さんにバス停を聞いてみると、一番近いバス停は、ホテルのすぐ横、日本料理店「さつき」の前のバス停だという事でした。ここで勘違いしていたのが、日本と車の走る車線が逆な事。あやうく反対方向へ戻るところでした。ホテルのフロントのお姉さん「なんで?こっち側でしょう?」という、私の理解不足を説得するのに大活躍。

レプラへは、7:49分のバスで向かいます。因みに、この日はシャモニーからツェルマットへの移動の為、帰りは14:49分、ホテル前到着15:00のバスに乗る必要があります。バスの行き先は、Le Tour行きだったような・・・・シャモニー宿泊者は貰えるバス無料チケットで只でした。

ラックブランは、2.5時間の中級者向けコースです。レプラから最初のケーブルで不レジェールに向かいそこから、リフトでインデックスまで上がって、ラックブランに向かい、帰りは、フレジュェールまで降りてくるコースです。

レブラのケーブル乗り場前ですでに今日は山並みが素晴らしく綺麗です。

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始発のケーブルを待つ人たち。私はシャモニーパスを持っているので、並ぶ必要はありませんでしたが、前に並んでいたこの後一緒に登る事になるステラとアリシアが切符を買うのを待って一緒に上まで登る事にします。

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えー待っててくれたの~とまた盛り上がる2人。左がステラ、真ん中がアリシアです。

アリシアは、日本の山も富士山、涸沢、御嶽山と登っていて日本大好きだそうです。私は歩くのが遅いので、このアンデックスのリフトを降りたところで、さようならをするよと最初から言っていたのですが、結局最後まで一緒に登る事になりました。これはとてもラッキーでした。インデックスのリフトを降りると、結構な人は雪渓のある左に行ってしまい、私は何故か自分の勘では、そっちが正しい道じゃないかと思っていたからです。こっちじゃないの、みんなこっちに行くよという私を、いや、絶対違う、私が先頭を歩くからとリードしてくれたアリシア隊長がほんと、頼もしすぎました。

 

ステラは、バルセロナでイラストレーターの仕事を(作品を見せて貰いましたが、半端なく凄かった)、アリシアはパラレルキャリアで、看護師の仕事をしながらメディアのレポーターのような仕事もしています。人生をパラレルで楽しみたい、でも看護師の仕事も世の中に、人の為に貢献できるので辞めるつもりもないという、キャリア形成にも筋の通っている2人は、なかなかカッコいいのです。

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ハイキングコースは、どこまでも素晴らしい山並みを眺めながら続きます。

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ここは、結構寒くて3人ともダウン着用。

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隊長のアリシアは、まじめに先頭を歩いていますが、私とステラはふざけながら登って行きます。

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こんな岩場の道もあったりして、とても変化のある楽しいトレッキングコースです。

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途中霧がでてきたりするのですが、しばらく待つとまた晴れます。私たちはインスタバ映えのする写真が撮れるまで、ここでちょっと待とうとか、本当にゆっくりゆっくり登って行きました。結局3時間のコースを5時間ぐらいかけて歩きました。

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ラックブラン(湖)の横のラックブラン小屋。

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宿泊もでき、大人気のラックブラン小屋ですが、本日は残念ながらクローズでした。

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ちょっと待つだけで(女子トークで盛り上がりながらの待ちなので、相当な時間が経っているかもしれませんが)こんなにすっきり雲が取れます。

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とれも神秘的な湖、ラックブランです。

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彼女たちもその日のうちに飛行機でスペインに戻るとの事で、時間的には、ちょうど同じぐらいのバスに乗る必要がありましたので、帰りも一緒で。

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途中霧が出てくる時もありましたが、お天気はなんとか持ちました。

 

 

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人造湖の先に帰りのケーブル乗り場のフレジュェールが見えます。ここまで見えてから結構な距離がありました。

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シャモニー最終日にふさわしく、最後までモンブランは美しく。

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レプラのバス停の前の教会の所では、教会のバックに美しいグランジョラスが。絵葉書のような景色に見送られラックブランハイキングを終了しました。次も絶対行きたいです、ラックブラン。この日が泊まりだったら、観光案内所によれば、あと2時間+すれば奥のもうひとつの湖を回り込んで帰ってくるのがお勧めだそうでした。もっと脚力をつけて来年は、そこまで行きたいです。そして、日本にアリシアとステラが来た時は、八ヶ岳など案内したいですね。

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