スイス・ハイキング個人旅行①スケジュールのコツは、お天気情報だ!
2018年8月19日から31日まで個人旅行でスイスにハイキングに行ってきました。厳密に言えば、スイス・フランスハイキングです。有名な地名と山の名前で言いますと、グリンデルバルト/ユングフラウ・ミューレン/シルトホルン・シャモニー/モンブラン・ツェルマット/マッターホルンです。
このブログでは、個人でスイスに行かれる方の為に、そして、スイスアルプスハイキングでベストな旅を創りたい方の為にポイントの御紹介、そして、高尾山・景信山レベルがいっぱい、いっぱいのエントリーレベルハイカーの為のハイキングコースをご紹介させて頂こうと思います。
第1回は、スケジューリングのコツです。結論から言えば、お天気情報を制する事が旅の満足度を上げる重要なポイントになります。夏のスイスは20:30頃まで明るいので、ノンビリ起きて、ゆっくりハイキングという事も可能ですが、良い時間を過ごす為には、スケジュールは、すべて天気状況に合わせる事が大切です。
簡単に言えば、日本の山登りと一緒で、朝早く、もう月がまだ出ているくらい早くから行動するのが大切ですが、さらに夏でしたので、カミナリ対策という点がポイントでした。
全体スケジュール
8月19日(日) 11:00成田 ANA NH209 便
4:00 デュセルドルフ着 5:00 デュセルドルフ Eurowing EW9766 便
18:20 チューリッヒ ホテルモンタナ Zurich 泊
※チューリッヒ1日路面電車乗車券を購入して市内観光
8月20日(月) 晴れ 8:07チューリッヒ発 10:35分グリンデルバルト着
ハイキングコース
メンリッヘン→クライネシャイデック→アルピグレン
ホテルゾンネンベルク泊
8月21日(火) 晴れ グリンデルバルト滞在 ゾンネンベルク泊
ハイキングコース
フィルスト→バッハアルプゼー→ファウルホルン→ブスアルプ
8月22日(水) 14:00まで晴れ予報 グリンデルバルト滞在 ゾンネンベルク泊
ハイキングコース
アイガーグレチャー→クライネシャイデック
メンリッヒェン山頂→クライネシャイデック
8月23日(木)11:00まで晴れ予報 ミューレンへ ホテルユングフラウ泊
登山列車でシルトホルン山頂へ
ハイキングコース
アンメントフーベル →グリッチュアルプ マウンテンビュートレイル
8月24日(金) 雨 シャモニー・モンブランへ移動 Hotel De L'Arve泊
8月25日(土) 10:00迄晴れ予報 Hotel De L'Arve泊
エギュ・ディ・ミディ展望台へ(登山列車)
ハイキングコース(悪天候の為予定を変更)
シャモニー→フローリア小屋
8月26日(日)晴れ
ハイキングコース
シャモニー ラックブラン
シャモニーからツェルマットへ移動
8月27日(月)晴れ ツェルマット ホテルイエーガーホフ
ハイキングコース
スネガパラダイス フルアルプ小屋 5湖巡りからリッフェルアルプ
※ハイキング後 ゴルナーグラード展望台へ
8月28日(火)晴れ ツェルマット ホテルイエーガーホフ
ハイキングコース
1.ゴルナーグラード展望台→ローデンボーデン
2 .トロッケナーシュテークからシュバルツゼー
(マウンテン・グレイシャー・トレイル)
8月29日(水) 晴れ ツェルマット
ハイキングコース
ローデンボーデン→リッフェルベルク
ツェルマットから空港へ移動
11:37→Visp12:46 Visp 12:57→Zurich Flughafen 15:16
17:55 LZ1026 スイスAIR 19:10 デュセルドルフ着
20:00 デュセルドルフ発 ANA NH210 8月30日(木)成田 14:30着
雷の影響との事で、デュセルドルフで成田行きの乗り継ぎに失敗
航空会社の手配で、翌日早朝便か翌日同便選択が可能だった為に翌日同便を選択。
デュセルドルフ シェラトン泊
8月30日(木) 曇り
5時からホテルの朝食を食べて8:15分にはケルン着
ケルン大聖堂とルードヴッヒ美術館と旧市街巡り
17:55 LZ1026 スイスAIR 19:10 デュセルドルフ着
20:00 デュセルドルフ発 ANA NH210 8月30日(木)成田 14:30着
スケジュールリングのポイント
連泊と天気の細かいチェックが勝利の秘訣だと思います。
スイス旅行は天気が悪いか晴れるかは、運次第、まさにギャンブルのような旅行な訳ですが、実は1日のうちでも、天気が目まぐるしく変わっています。信憑性の高いサイトで時間ごとの天気や特に雷情報に注意をしてスケジュールを組みました。
もっとも信憑性が高かったのが、メテオグループのMeteo/Centraleというサイトです。時間ごとの状況が良く判るようになっています。
このリンクはツェルマットですが、グリンデルバルトもシャモニーも検索で見る事ができます。言語は選べますが、なぜか日本語より英語の方が使いやすいです。日本語は情報が限定的になるようです。
ツェルマット
Wetter in Zermatt, CH (Wetterstation)
グリンデルバルト
http://www.meteocentrale.ch/en/europe/switzerland/weather-grindelwald/details/N-3514458/
ユングフラウ
http://www.meteocentrale.ch/en/europe/switzerland/weather-jungfraujoch/details/M11-001482/
他のサイトも同時に使っていましたが、山の天気が変わり易く、晴れのち、曇り、ときどき雨のような予報が延々と続いていて使い物になりませんでした。
このサイトは、14:00から雷とか14:00から一時雨など適切に情報を得る事ができたので、概ねハイキングは14:00までにしようとか、またはシルトホルンに行く日などは、11:00までしかお天気が持たないので、翌日見学予定を1日早めて早朝グリンデルバルトから移動してしまうとか(結果的に9:00にはケーブル乗り場へ)、シャモニーも9:00から崩れる予報でしたので、霧が出て来た時にすぐにハイキングを諦めてしまって、結果的に正解でした。
念の為トップページも入れておきます。
連泊する事で、行きたい所を逃さずに、かつ晴天の時間帯に行動する為に、信憑性の高いサイトをチェックする事が、スイス山岳地帯の旅行においてかなり重要な要素になると思います。
例外としてシャモニーモンブランでは、観光協会のサイトの天気予報が非常に精度が高かったです。
上記シャモニー観光案内のサイトで、左のアイコンからお天気の絵を選ぶと
4000M以上とか以下とか地上とか、天気、雲の様子、気温まで完璧にでてきました。しかも非常に精度が高くて助かりました。
Météo Chamonix Mont Blanc - Office de Tourisme - Prévisions météo Chamonix Chamonix
このようなサイトで天気を細かくチェックしながら、移動時間とハイキングコースを決めて行きました。私はたまたま午前晴天が多く早朝から行動する事で、非常に満足度の高い旅行となりましたが、そうでない場合のリスクを鑑み、連泊をして行くことが重要だと思います。